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June 4, 2018

しばらく前に表題の書籍が発売されると聞いて、ずっと楽しみにしていたのですが、

ついに発売になりましたので早速読みました。

Link : イノベーターのジレンマの経済的解明

イェール大学の経済学者である伊神さんが書かれた本で、この本の元になっている研究、

Igami, M. 2017. Estimating the innovator's dilemma: Structural analysis of creative destruction in the hard disk drive industry, 1981-1998. Journal of Political Economy. 125, 3 (2017), 798–847.

も同時に読みましたので、内容や感想をまとめたいと思います。

紺色斜字は書籍もしくは論文からの引用です)

あくまで、この記事は書籍を読んでいることを前提にして記載していますので、

書籍の内容をまとめている類ではなく、書籍の内容に対して一つの意見を記載しているもの、という位置づけでご一読いただけると幸いです。

書籍のタイトルの通り、

クリステンセンの「イノベーターのジレンマ」に対して、定量的なアプローチで立ち向かった研究結果です。

この研究が答...

March 29, 2018

以前の記事で記載した、深センの観察会に参加してきたので、そこで見てきたことを整理します。

去年(2017年)の4月に初めて深センを訪問したので、ほぼちょうど1年後の訪問でした。

前回訪問したのは、Seeed、Jenesis Holdings、Shenzhen Open Innovation Lab、HAXなどでしたが、今回はスタートアップおよびリアルな工場を回れたところが良い点であり、またオーガナイザーの高須さんや参加者の方それぞれの視点での説明や質問、感想などがインプットになるところも個別に行く場合と比べ、非常によかったです。

<サマリー>

1. 深センではプロセスイノベーションだけでなくプロダクトイノベーションも起きている

2. プロダクトイノベーションといっても、全く新しいマーケットを作っているわけではなく、兆しが見えているマーケットに対してものすごいスピード(Shenzhen Speed)で実装をしているところがすごいところ

3. 2を可能にする様々な制度、設備が存在する。

<訪問先概要>

深セン博物館でとった写真に今回の訪問先をマッピングするとこんな位置関係です。

左上の深セン空港から、右の方の華強北まで、地下鉄で40分程度の距離です。

January 31, 2018

「不可能性定理」で知られるケネス・アローによる「組織の限界」を読みました。

何度か読み返しつつ、自分がまだ理解仕切れていないところも多くあるとは思いますが、1970年ごろに書かれた本書から今の時代に起きていることを考察するということを試みたいと思います。


昨今のデジタル化的な動きについて以下のようなことを考えており、これらを検証する上でのヒントが多く本書に詰まっていましたので、本書の内容に入る前に今の状況の自分がもつ課題意識・考えを記載します。

# 斜字ボールド・紺色の字体は引用を意味します。

課題意識

中央集権から分散化が社会的に望ましいかのような論調が最近高まっている(と感じている)が、以下の通り分散化が望ましい方向性であるとは思えない。

・デジタル空間内に閉じた事業(オンラインゲームとかFacebookとか・・・)ではなく、実際にモノが動くリアルな事業においては、時空間での不確実性環境下に弱く、資産を持たないスタートアップモデルの失敗例が増加しており、リアルな空間において「収穫逓増モデル」は簡単には作れない。

オンデマンドエコノミー的な消費者向け事業は多額の資金調達したものの続ければ続けるほど赤字を垂れ流す構造になった企業が少なくない。インターネット...

January 19, 2018

次回のニコ技深圳観察会に参加したく、

申し込みにおいて、自己紹介ブログエントリが必須ということで記載しています。

参考:

https://medium.com/ecosystembymakers/hightour201803-c7620d107398

以下の5つの項目が必要なのですが、去年一度訪問して、深センについて考えたことをこの機会に整理して記載してみます。

— 自己紹介

—何を仕事にしてるか

—自分の時間で何を作ってるか

ー中国経験など

ーハードウェアのシリコンバレー深圳に学ぶ およびメイカーズのエコシステム感想

<自己紹介>

末次浩詩、30代半ばです。

昨年から自身の会社を始めており、収益源は企業向けのコンサルティング事業であり、裏でより長期的な視点+自身の興味に従った研究開発活動を実施しています。

戦略、オペレーション、データサイエンスの3点セットの結合を強みとしています。詳細はsglabのトップページを見ていただければと思います。

自分の会社をやっているとはいえ、自身の信念に従って突っ走っていけるような確信が持てておらず、研究では仮説を構築し、実務では仮説を検証する、という大きなサイクルを回そうとしており、これまでとは時間の使い方や所属するコミュニティを変えるために...

December 14, 2017

5月より、新領域・学際ラボラトリーという会社を始めております、みなさまどうぞよろしくお願いします。

私はこれまで、「ビッグデータ」という言葉が世の中に出てくるより前から、数理モデルを軸としたコンサルティングに従事してきました。

近年、産業界にて多くの方々が人工知能、IoTといった用語を日常的に使うようになり、成果が出ているケースもありつつ、混迷を極めているケースが少なくありません。

そのような状況の中で、産業界をより筋の良い方向に軌道修正していく、ということが弊社のミッションの1つであり、これは企業様向けのコンサルティングという形で事業展開させていただきます。

当たり前ですが、「データサイエンティスト」にデータを渡しても事業変革は期待できません。どの業界においても、今後事業においてデータの有効活用は必須ですが、そもそも適切な問題設定ができていなければ大きな結果は望めません。これは「データサイエンティスト」を「AI」に置き換えても同じであり、期待する先が人から機械になった分、より状況は悪化しています。

また、事業戦略を設計でき、まともにデータ分析(の設計)をできる人材というのは世の中にほとんど存在していません。データサイエンティスト協会が定義している3つのスキル...

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    January 31, 2018

    December 14, 2017

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